ゴーストフライト407便

Production Note



イサラー・ナーディー監督
「『ゴースト・フライト407便』は、単なる恐怖のほかに、人間ドラマもしっかり描いたホラー映画になったと思います。劇中に登場するキャラクターは、私たちが日々の生活でよく見かける人々の代表といっても過言ではありません。彼らはそれぞれ異なった問題を抱えています。その問題を理性で解決して、抜け出そうとする人もいれば、その問題に耐え切れない人。とにかく、問題を乗り越えようとする勇気がないと抜け出せないわけで、それらの問題が幽霊たちとシンクロしているんです」

ちなみに、タイ公開直前に行われた完成披露試写では、司会を俳優で歌手であるルアンサック・ローイチュサックが務めた。彼は98年の飛行機墜落事故に遭いながら、九死に一生を得た人物である。

ピーター・ナイト
「撮影初日は、とても緊張しました。カメラもスタッフも、これまで僕がやってきたCM撮影と違って、大掛かりなものでしたから。それ以上に、いちばん大変だったのは、セリフ回しですね。僕はエンジニアの役なので、技術用語をたくさん話さなければならなかったんですから。撮影中は、何度もセリフを噛んでしまいましたよ(笑)」

マーシャ・ワタナパーニット
「幽霊が登場するホラー映画の多くは、あらゆるところに幽霊が現れて、驚かせますが、『ゴースト・フライト407便』での私たちは、飛行機の機内という限られた空間で、恐ろしい幽霊に遭遇するんです。それに飛行機が墜落してしまう、という危険も迫っているんです。どうしたら脱出できるのか? どこへ行こうにも機内なんですから、どうしようもないですよね(笑)。そんな機内での撮影はとても狭く、待ち時間も長かったこともあり、とても大変でした。俳優たちは連日連夜の過酷な撮影で疲労しながらも、みんなで手を繋ぎ、この映画の成功のために頑張りました。本当に大変でした! ナーディー監督もさまざまな挑戦を試みながら、各シーンを撮っていったと思います。だからこそ、ここまで本格的なアトラクションムービーに仕上がったと思います。観客のみなさんには、ドキドキしながら、エンジョイして映画を観てもらいたいです!」

1970年8月23日生まれ。タイ人の父親とドイツ人の母親を持つ彼女は、86年に映画デビューし、アイドル的人気を獲得。その後も、汚れ役などを中心に、演技派としての道を歩むながら、19歳のときには歌手デビューを果たす。しかし、91年から16年間に女優を休業。07年、ハリウッドリメイクもされた『心霊写真』のバンジョン・ピサヤタナクーン&パークプム・ウォンプム監督作『Alone(未)』で、女優復帰。主題歌も担当している。本作『ゴースト・フライト407便』ではCA姿を披露したことで、タイ国内では大きな話題となるほど、国民的女優として知られている。