ゴーストフライト407便

STORY


 バンコクからプーケットに向けて出発した、サンセット航空【407便】。そこには老若男女の乗客が搭乗しており、各々のドラマが展開していた。厳格な母と対立しながら、航空学校への道を目指す少女と、彼女を守ろうとする父。空港で偶然に出会った、ドレッドヘアの青年と香港人女性。空の旅に慣れない老人や僧侶など…。一方、この便には10年前の新人時代、フライト中に幻覚を見てしまったことで、長期休職を余儀なくさせられていたCAのネウ(マーシャ・ワタナパーニット)が搭乗していた。だが、この旅は死に向かうフライトだった。それはネウに片思いするエンジニアのバンク(ピーター・ナイト)が、【407便】離陸直前に妙な物音を聞き、何者かに貨物室に閉じ込められてしまったときから、すでに始まっていた。

 地上3万フィートの上空。欧米人の乗客が「息ができない!」と立ち上がり、首を360度回して倒れる、という怪現象が起こった。それを機に、機内で不可思議なことが起こり始め、目の前に幽霊が現れることで、乗客と客室乗務員たちはパニックを起こし始める。果たして、これはネウが過去に体験した客室の空気圧が原因による幻覚なのか? パイロットからの連絡はなく、ネウとバンクは飛行機を着陸させようと操縦室に向かうものの、扉はまったく開かない。そんななか、彼らの周りでは一人、また一人と命を落としていく。飛行機にとりついた亡霊が乗客に乗り移ることによって、彼らが殺し合いを始めていたのだ。

 そんななか、ネウの口からバンクに語られる、信じられない事実。それは彼女が10年前に起こった飛行機事故の唯一の生存者であり、【407便】はそのときと同じ機体だということ。なぜ、彼女は生き残ることができたのか? 悪霊を呼び起こしながら飛び続ける、恐怖のフライトの行く末は…?